じじばば食堂

今日は地域を限定して、ひとり暮らしのお年寄り8名を招いて“歌と民話”を楽しんで戴きました。
朝、9時半にそれぞれのお宅へお出迎え。普段は週2回のデイサービス以外は、全く外へは出ないというお年寄り、出ても家の周りだけという方ばかり。それぞれ同じ地区に居ても久しぶりに見る顔に「元気で居たかや～」「誰だかわかんなかったよ」「久しぶりだなや」そんな朝の挨拶。
先ずは我が会の芸能人、クマちゃんの指導でみんなで歌を唄いました。その後は“すがかわ民話”じいの餅、かたくりの里、雪女、みそずだんご、アンコールにお応えして、蛇のお話し『志賀』計5話をお聞き頂きました。時折、大きな笑い声も出て楽しんで頂きました。

昼食はお楽しみの❝松茸ご飯❞のおにぎり、上田まで採りに行き松茸が採れた奇跡のエピソードをお話しをして、これまたたいへん喜んでもらえました。あるお婆ちゃんは「松茸ご飯なんて喰った覚えがねえ」またあるお婆ちゃんは「松茸ご飯はこれまで嫌いだったが、こんなに美味しいのは初めて」と言って2個も。いっぱい作ったはずのおにぎりも残りわずか、「お土産にどうぞ」というと「夕飯に嬉しいわ」と、アッと言う間に無くなってしまいました。

お昼寝はご自宅で、という事で午後1時にはそれぞれのお宅へお送りしました。帰りぎわ「今度、いつやってくれるかな、また是非呼んで欲しいわぁ」と、嬉しい催促をされてしまいました。次回、この地区は来年の夏あたりかな^_^;