地元小学生と民話巡り

今日は地元小学校二年生27名の民話巡り、それぞれ語り継がれた場所で3話、民話の語りを行いました。
・俗地名おはん女森と呼ばれている場所に伝わる「おはん女森のお話し」‥旅の身ごもの女の人、おはんさんと子供がこの地で亡くなり、それを村人が手厚く弔ってやるお話し。語りは近くの公園で行いましたが、子供たちの希望で祠のある林の中へご案内、みんな神妙な面持ちで聞き入ってました。

・「じいの餅」‥隣の家からいただいた一個のぼた餅を爺さんと婆さんが“にらめっこ”で決めるお話し。“にらめっこ”の最中に泥棒が入って来て、負けちゃ喰えないと動かない爺さん、盗まれちゃなるまいと追いかけようと立ち上がる婆さん。子供たちの反応は、女の子「仲良く分ければいいのにね」男の子「俺はひとりで喰っちゃう」「俺も泥棒を追いかける」。

・「みそずだんご(すいとん)」‥ちょっと馬鹿なあんちゃんが嫁さんの実家で食べたみそずだんごという名前が覚えられず、“だんご”と覚えたはずが帰り道でいつしか“どっこいしょ”に変わってしまったお話し。子供たちのなかには「すいとん」を知らない子供たちもいて、こちらがびっくり。


道すがら食べられるヨモギやワラビ、スイバ、フキなどを食味、子供たちみんな、目をキラキラさせながら耳を傾け聞いて頂きました。最後に「今日、帰ったらお母さんに「どっこいしょ」作ってもらって、民話のお話ししてあげてね」とお伝えしました。

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